手廻しロースター②

焙煎台を作ったのと同時に、温度計を常に挿していたいので、温度計ホルダーを自作♪
温度計
ホームセンターであれこれ妄想しながら金具を選ぶのってホント楽し(^-^)
これで生豆が常に温度計にぶつかり、豆の温度がわかるんです!たぶん。

お次は、火力の目視調節では満足できなくなって、微圧計の導入♪
微圧計
焙煎の緒先輩方の試作を参考に(まるで同じ部品の数々)接続して、これで日々の記録ノートに数字で書けるって喜んだっけなー。それまでは「弱火・やや中火・強火」ってな感じでして~。
Kpa(キロパスカル)って単位に触れるのも初めてだったけど、自分の中の基準が出来るってホント安心。
毎回の様に「味がブレる」ので、何が原因かわからなくなった事も数知れず…悩みましたよ本当に(^_^;)

色々安定してくると、いよいよ味の変化が気になりだして、煙の排気機能が無いサンプルロースター。なんかいつも湿っぽい感じの仕上がりでした(生豆に含まれる水分が抜けきってない感じ?)
って事で穴を前面と後面に開けました♪
サンプルロースター②
ある著書に書いてあった、東京の名店の方の手法です(人真似の積み重ねです色々m(__)m)
これが効果覿面! 有り難し… 味に少し透明感が♪
暫くこの状態で続けたのですが、自分的にはもう少しクリアな味にしたく、幾つか穴を増やしてやっと現在の状況です。

そして最後の修繕は、アルミ板を加工して蓄熱・冷気カバー!
サンプルロースター③
(ウチでは名称ドーモくん←NHKさんのキャラに似ている?から)(写真は二年目の加工後です)

寒冷地でもある我が家では、晩秋辺りから使用します。だって換気扇回すと色んなとこから冷気がくるんです(^_^;)
サンプルロースターは二重になってるとはいえ、気温にすぐ反応する様で、ブレが大変でしたがこれでほぼ解決!

今では、この手廻しでないと出せない味に出会いました。憧れは「あの表参道の名店さま」。少しずつ続けて行きます!これからも。

こうやって振り返ると、この試行錯誤が貴重な経験だった思います。
そして、この期間に「お試し豆」を飲んで感想をくれた皆様、改めて有難うございました!

もっと美味しい珈琲に仕上がる様に、またこれからも色々工夫してしていきます(^-^)/

手廻しロースター①

なんか突然思い立って、昔の焙煎修行に触れてみます♪

1キロ釜を導入してまもなく1年になりますが、それまでは「ユニオン 手廻しサンプルロースター」で日々焙煎の研究と練習をしてました。

それまでは手網で火力調整したり、火からの高さを変えて生豆の変化を頭に叩き込んでいたのですが、手廻しロースターは生豆の状態を目視できるのがテストスプーンのみ。しかもテストスプーンを入れると温度上昇が緩むので、回数は抑えたい。そこで、シャッシャッ・チャッチャッと生豆の音の変化から生豆の状態を想像し、香りの変化を常に確認しながらの作業です。

振り返ると試行錯誤した日々が楽しかったぁ(^-^)

先ずはカセットコンロを使用。皆さんも、冬の鍋をされる時に使用して気付いてるかもしれませんが、カセットコンロのボンベはドンドン冷えると火力が勝手に弱まります。
冷却防止機能が付いたカセットコンロを購入してみたけど、やはり微調整には不向き(^^;

と言う事で、次はパートナーにチャフ(豆の薄皮みたいなもの)が散らかる事を了承得て、台所のガスコンロで…。
ところが熱センサーが付いたハイカラ?ガスコンロだったもんで、直ぐに勝手に弱火になり…(>_<) この辺りから「必要な最低火力」がある事がわかってきました。火力不足は生っぽくてこもった味になる様で、濁りを感じます。 そしてまた次の段階へ。 鋳物コンロを導入し、家にあった杉の下地材でチャチャッと焙煎台を作りました。 サンプルロースター①
う~ん、やっとこさ火力が自由自在(^^)d
火力を一定にして焙煎したり、生焼けの芯残りしない様に弱火からスタートしたり…。
手網焙煎からしたら、仕上がり状態の安定感が良かったなぁ。
ここでやっと、1ハゼ(生豆が弾ける)までの時間を短くしたり長目に取ったり、1ハゼと2ハゼの間の時間を長く取る為に1ハゼ前の火力を若干弱めたり~。

焙煎の仕組みが徐々にわかり始めてきたのでした(*^^*)

長文になりそうなので、続きは②へ♪

休日

遅ればせながら、本日はシフト調整でお店「The 1965」に出勤しませんですm(__)m

また、「The 1965」は今月から第一・第三月曜が定休日となります。

以上宜しくお願い致します。

賜り物

先日、音楽好きの友人から、スピーカーとアンプを頂戴しました♪(永久借用?)

あまり詳しく無い私にとってのオーディオと言えば、ONKYOやDENONなのですが、今回の代物は「知る人ぞ知る!」らしいのです(^-^)
アンプは「QUAD」ってメーカーの様で~皆さんご存知?

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今までの我が家は、某メーカーのミニコンポ。これでひたすらJazzを流してたのですが、先ずはスピーカーを交換してみてビックリΣ(゜Д゜)

今まで聴こえなかった楽器の音色が響いてきたのです♪しかもレコード版のノイズやライブ版の観客の声やグラスの音までも~( ゜o゜)
そして、身体を包み込む臨場感♪
思わず正座して聴き入ってしまいました(^-^)

話には聞いてましたが、スピーカーを換えただけでこんなにも違うって~

このスピーカーは「レンジが狭い」(音域の幅)らしく、ボーカル向きとの事なのですが、私にしてみたら十分♪ビアノの透明感が増してる感じです。

すぐに耳も馴れてきたので、アンプを繋げるのが楽しみなのですが、ちょっと修理が必要な年代物とか(^o^;)

いずれ自分たちのお店を持ったら、さりげなく飾りながらJazzを流す妄想中♪