8月のあれこれ

定義に移住して1ヶ月。生活環境を整えてたら、あっという間に夏が終わってました…。

地域のお祭りの片付けや、イベントの出役が有ったりと、地域の方々と顔を合わせる機会が多くて、丁度良いタイミング(^-^)v

●定義夏祭りのノボリなどの片付け(これはお祭りの様子)

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●「カブトムシの森」でのかき氷づくり(沢山の家族づれで賑やかな期間でしたっ)

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●山神さまのお祭りのしめ縄づくり(昨年も参加したのですが、今年は経験させてもらいました)

 

そして暑い日々のスコールに、ちょっと焦った事がありまして、雨水がウチの建物に集まってくるのです。

「土のう袋」がいくつか置いてある理由も「そう言う事かぁ~」って納得(^o^;)

住所の「堤沢」ってのも、パートナーと気にはしてたのですが、お寺のうらに「溜め池」があって、昔は「沢」が建物の脇を流れてたそうで…地名って大切。

急いでホームセンターに向かって「ネコ車とつるはし」を購入し、U字溝の泥と機能してなかった「土側溝掘り」をしたのでしたぁ(今ではキレイに流れてます)

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その後は何とか大雨に対処できてるけど、マメに泥掻きしないとな。土のうも作り変えないと。

 

そう言えば、前のお店の看板も外しました。

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秋晴れが続く頃に屋根塗装しよー。

 

あっ、後は最後の?(お店始まったら行けない(T-T))花火大会に行ってきました。

今年も山形県鶴岡市の赤川花火へ。去年のブログに色々書いたので、細かい事は割愛しますが、大曲花火よりワイド打ちが素晴らしい大会。

今年は、オープニングの伊那火工堀内煙火店(長野)さんから圧巻のスケール!花火玉の質と創作力のスゴイこと(>_<)/

赤川2015

日本でも、かなり上位の煙火店さまです、きっと。

そしてエンディングは、日本一の野村花火工業(茨城)さま。割り物花火(丸く開く)が多い構成だったのですが、花火玉ひとつひとつの色使いと質の高さったら(^◇^)しかも毎年の様に、新しい花火玉を披露してくれます。もう最高ーー!

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20数年、花火をちょこっと追いかけてきましたが、エンディング花火を見上げながら、ウルっと…(;_;)

花火よ今までありがとー(^O^)/

 

そして去年に引き続き、友人の羽黒山宿坊「大進坊」にお泊まりです。

花火の次に楽しみだった「美味なる精進料理♪」

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手間暇かけてて、心が美味しい♪って言いますよ!是非訪れてみて下さい(^^)d

たぶん暫くはお邪魔できないけど、またいつの日か…

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ってな感じで、「門前地域」満喫の8月でしたf(^_^)

赤川花火と片貝花火

私の中での今年の二大花火大会観覧が終わりました。

今年で、赤川花火が6回目で片貝花火が3回目。
そんな感想をちょっと。

赤川花火(山形県鶴岡市)が8月の第三土曜固定になって二年目。今回は桟敷席を購入して場所を確保♪ちょっとのんびり17時頃到着です。
天気予報がずーっと変わらず雨だったのですが、道中から殆んど雨に当たらず♪
なんたる強運(^-^)
友達夫婦との花火ツアーだったのですが、「最強四人組!」なんて言ったりして~

でも、夏には風の弱い地域。微風の風下予報は当たってしまい…、う~ん仕方ない(^_^;)
花火観覧には「風」が重要です。花火師の方々が、魂込めて作られた作品の色や形を存分に受けとめたいんですが、
「ミュージカルワイドスターマイン」が見どころの赤川花火!スピーカーの位置や花火のシャワーを受け止めれる場所、
それと風上の位置取り。毎回迷ってしまいます(^_^.)

オープニングからエンディングまで計4回の「ミュージカルワイドスターマイン」があるのですが、昨年に引き続き
長野のクラシックが得意な有名煙火店さま、長野の新進気鋭?の煙火店さま、愛知のいつも愉快な花火を披露される煙火店さまと、
今年は新潟の老舗煙火店さまが担当されました。
曲調に合わせて上がる様々な花火。曲決めから花火構成、花火作りと試し打ち。完成度から花火師の方々の苦労と喜びが伝わってきます!
「もうやめて~♪」というくらいの花火のシャワー!毎年のように観客の期待を超える花火を準備するってスゴイ!
赤川
残念ながら風下にて煙の影響を受け、繊細な色使いや形を受け止められなかったのですが・・・「担当煙火店が変わる楽しみもある赤川花火!」
来年新しいテイストの花火にまた期待したい!ところでした。

片貝花火(新潟県小千谷市)は毎年9月9日・10日の固定開催。今年も初日にお邪魔しました。
片貝花火は「世界一の四尺花火」が上がる事で有名ですが、正式名称「浅原神社秋季例大祭奉納大煙火」。江戸時代中期以前から続くお祭りです。
私が魅了されたのは片貝の人びとが花火と共に生きている事。片貝中学校を卒業した同級会が、成人・33歳・42歳・50歳・還暦と、集まってお金を出し合い花火を奉納します。おそらくになりますが、子供の頃から大人の祭りでの勇士を見て育ち、成人の年に「憧れや奉納の機会に辿り着いた想い」が爆発!(^O^) 手作りの山車を囃子ながら町内を練り歩きます。若者の溢れるパワーと満面の表情に思わず涙してしまいます(最近涙腺ゆるい?)
きっと、町を出た人も帰省して花火を奉納するのでしょう。そんな仲間との喜びの姿にも「私の祭りに対する憧れの気持ち」が反応しちゃうみたいで(^_^;)

花火は、他の大会と一線を画します。スポンサーは「花火を奉納したい人」。お子さんの誕生祝い、結婚祝い、家内安全、健康祈願、物故者追善供養など、人々の想いが打ち上がります。
尺玉、スターマインが上がるのですが、私が好きなのは「色使いの潔さ」。連発のスターマインでは「単色の花火を打ち続ける」事が多いのです。
どこの花火大会も「鮮やかさ」が優先されてると感じるのですが、一色のみの「艶やかさと儚さ」が、奉納者の想いとして伝わってきます。
片貝14年
今年は、21時打ち上げの「日本一の三尺玉」(三尺玉は上空で600mに広がります)の爆裂音!を身体に染み込ませて会場を後にしました(朝から動いて体力の限界っ(*_*))
今年の四尺はどうだったんだろう?また来年?の楽しみにする事にしました~(折角だから観ろよ~って感じ?)

この二大花火大会。両極にある様な花火ですが、花火の良さを感じるお勧めの祭りですので、機会あれば是非♪

花火の色合い

いよいよ8月夏本番!
全国の市町村で、大小たくさんの花火大会が開催される季節ですね。

花火の色ですが、近年カラフルになってきてる事に気づいてる方もいるかと思います。
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そんな話しをちょっと小難しく…

日本の花火は江戸時代から盛んになってきた様ですが、その時代からの花火を「和火」と呼び「木炭・硫黄・硝石」を混ぜた黒色火薬、橙色の炎の様な色合いの花火のみ。
燃焼温度も1700℃程で、明るい場所では見えにくいのですが、単色の和火も味わい深いものです。

それから明治に入り、文明開化の波で「洋火」の時代に移り変わってきたようで、「塩素酸カリウム」が輸入され始めたことで燃焼温度2000℃以上が可能になり、「はっきりした赤や緑色など」を出す事ができるようになった花火の大変革期だった様です。

昭和に入り、戦時中はご想像にお任せするとして、戦後からは様々な金属化合物が作られるようになり、「マグネシウムやマグナリウム」が使われ始めた近年では、燃焼温度が2500~3000℃になり、眩い光りを放つ事に…

「化学」を学んだ頃をちょっと思い出して…

赤色…ストロンチウム化合物
黄色…ナトリウム化合物
緑色…バリウム化合物
青色…銅化合物
白色…マグネシウム・アルミニウム

なんて、難しい事を覚えるって話しでも無いんですが、「あ~、色んな金属化合物が混じって色が出てるんだなぁ」
「おっ、黄色だからナトリウムが入ってるな」なんて観るのも「ひとつの楽しみ」だと思うのです(ちょっとマイナーでしょうか?(^_^;))
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花火師の方(煙火店)が、毎年新しい色に失敗を繰返しながら挑戦してたりするはずで、
近年の「眩いパステルカラー」の発色温度ってかなり高温で技術的にも簡単では無さそうですから、「あっ、眩しい光だから3000℃くらい?何が混ざってるんだろ~?見たことない色だなぁ~、凄いなぁ4回も色が変化した!」なんて、「作り手の想い」を感じてみたりして(*^_^*)

花火って、音や形だったり連発のスターマインの迫力だったり、皆さんが「スゴく良かった~楽しかったぁ」って思える事が一番ですよね。でもたまに、こんな事を頭の片隅に置いて花火を楽しめたら、またひとつ素敵かと思うのです。

花火に心踊る季節

そろそろ「花火」の事でも書こうかな~と考えるだけで既に心ドキドキ。
昔は「花火職人になったら?」などと周りにイジられるくらい夢中になってたな♪自分。

でも花火って、ラーメン・カレーライスくらいに、嫌いな人っていないんじゃないかなぁ~って思うのです。

年中毎月全国の何処かであがってるけど、やっぱりきました!7月、8月♪
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今回は、私のイチオシ花火大会について。

今年で第24回を迎える山形県鶴岡市の「赤川花火大会」♪
秋田の「大曲花火競技大会」は もうかなり有名ですが、近年の異常とも言える混雑に、ちょっと及び腰な私(^o^;)
でもって、代わりといっては何だけど、総合評価ナンバーワン!なんです。

何が良いかって…
①オープニング・市民花火・メロディースターマイン・エンディングと、ワイド打ち上げがてんこ盛り。
②参加煙火店の実力者揃い。
③1時間45分と、間延びもせずに充実の時間。
④夕方頃に行っても、場所取りが可能(良い場所にこだわらなければ)な広大な河川敷。
⑤居住地仙台から日帰り可能な距離。
⑥地域の方々が毎年頑張って実施している「温かみ」を感じられる。
⑦質の良い「尺玉」が程よくあがる(上空で300メートルに開く丸い花火)
⑧近年は二尺玉も何玉かあがる。

細かい事をあげればまだまたありますが(^O^)

今年は珈琲屋を始めたので、観覧を諦めようかと思ってもみたのですが、こうやって書いてるだけで…ガマンできないっ(>_<) あの迫りくる光のシャワー、身体を突き抜ける波動、光と音楽のステージ、そして花火を愛する人たちの歓喜の叫び! やっぱ行く~(^○^)ノ 昨年から、8月の第3土曜開催固定になり、帰りの月山道の渋滞に面食らったのですが… 大曲行ってみたいけど大変そう~、という方に「絶対失敗したと言わせない花火大会」としてお勧め! あ~、これでまた混雑が増すかなぁ~(^o^;)なんて思ってもみるけど、まだまだ影響ないブログだしぃ(笑) そのうち、旅行主任者資格とって「添乗員お任せ花火ツアー」でも企画しよっかなぁ~なんて(*^^*)